モデルコース沿線で、体験できるコト、イベント、行事などを発信します!
淺野鍛冶屋(ASANO KAJIYA)
2004年岐阜県関市にて創業、2006年岐阜県羽島市に鍛錬場を移転。2012年フランスでの日本刀公開鍛錬を皮切りに国内外から招聘され、世界各地の鍛冶職人・学芸員・研究家と国際交流を実施。世界最古の技法と最高峰の鍛冶技術をもち日本の刀鍛冶が必要とされており、刀匠本人の知識力と探検心で鋼の研究等に協力しています。
刀匠から学ぶ、伝統の技
鎚(つち)で打ち延ばす、金やすりで整える、刃付け、焼き入れ、研ぎなどの作業に挑戦できます。
本覚寺「雲龍の絵天井」
本堂の「雲龍の絵天井」が岐阜県重要文化財に指定されています。この絵天井は中央に鏡を作りその全面を用いて極彩色の雲龍を描いた板絵です。東洋の「龍」は霊獣として神秘的な霊力の象徴として扱われ、芸術の好材料とされていました。主に雨を降らす能力や進化系の最終様態とする説が有力です。
この絵天井は龍の鱗(うろこ)や髭といった現代人がイメージする龍の全身をリアルに描きだしています。この絵天井の源流と思われるものに京都南禅寺の東照宮内の天井絵、狩野探幽作の雲龍があります。
当初の制作は寛永三年(1850)幕末の勤王家、大和絵師、宇喜多一蕙の筆による雲龍であるが明治24年(1891)濃尾大震災で本堂が倒壊、大正3年(1914)宇喜多一蕙の原画を、画系の後嗣、森村宜稲が修補しました。
円空彫り体験(中観音堂・羽島円空資料館)
「円空」は、江戸時代(1632年~1695年)の修行僧で、洪水で非業の死を遂げた母の供養のため出家して全国を行脚する放浪の旅に出て、その生涯に12万体の仏像を彫刻しました。円空上人生誕の地である羽島市の中では、一番多く円空仏が安置されており、本尊の「十一面観音像」(222cm)をはじめ17体の円空仏(県重要文化財)を間近に見ることができます。また、隣接して「円空上人産湯の井戸」があります。